体を痛めずに子どもと遊ぶためのピラティス

〜「全力」じゃなくても、しっかり向き合える体づくり〜
子どもと遊ぶ時間は、かけがえのないものです。一緒に走ったり、抱っこしたり、床で遊んだり。でもその一方で、「翌日体がつらい」「無理した覚えはないのに、体に負担が残る」そんな経験はありませんか?子どもと遊ぶこと自体が悪いわけではありません。問題は、大人の体の使い方が“遊び仕様”になっていないことです。
子どもと遊ぶ動きは、意外と負担が大きい
子どもとの遊びには、次のような動きが多く含まれます。・急にしゃがむ、立ち上がる・前かがみで抱き上げる・中腰や床に座る姿勢が続く
予測できない動きに反応する
これらは、運動として見るとかなり複雑です。しかも「楽しさ」が勝つため、体の状態に気づきにくくなります。その結果、知らないうちに・力任せ・同じ場所ばかり使う・呼吸を止めたまま動くといった使い方になりやすいのです。
ピラティスは「遊びに耐えられる体」をつくる
ピラティスは、子どもと同じように動き回る運動ではありません。ですが、子どもと遊ぶための土台づくりにはとても向いています。ポイントは・姿勢を整える・力を分散させる・動きの切り替えをスムーズにするこれらを無理なく身につけられることです。ポイント①
抱っこや中腰に耐えられる姿勢をつくる
子どもと関わる中で避けられないのが、前かがみや中腰の姿勢です。このとき、背中だけで支えようとすると負担が集中します。ピラティスでは・背中を丸めすぎない・お腹と背中を同時に使うという意識を大切にします。「背すじをピンと伸ばす」ではなく、自然に支えられている姿勢を感じることが目的です。ポイント②
呼吸を止めずに動く
子どもを抱き上げる瞬間や、立ち上がるとき、無意識に息を止めている人はとても多いです。ピラティスでは・動く前に息を吐く・力を入れるときほど呼吸を続けることを練習します。これだけでも、体に入る力は大きく変わります。ポイント③床の動きに慣れておく子どもと遊ぶと、床に座る・寝転ぶ動きが増えます。普段イス生活が多い人ほど、床の動きは負担になりやすいです。
ピラティスでは・仰向けから起き上がる・横向きに転がる
床から立ち上がる
といった動きを、ゆっくり丁寧に行います。これができると、遊びの中での動きも自然になります。「全力で遊ぶ」より「長く遊べる体」子どもにとって大切なのは、一瞬の全力よりも、一緒にいられる時間の長さです。無理をして体を痛めてしまうと、「遊びたいのに遊べない」状態になってしまいます。ピラティスは、子どもに合わせて動ける余裕をつくる運動です。毎日やらなくてもいい、忙しい子育ての中で、毎日運動するのは大変です。
ピラティスは、・5分・寝る前・子どもが寝た後少しの時間でも十分意味があります。体を整えておくことで、明日も自然に子どもと向き合える体になります。子どもと遊ぶ時間を、「我慢」や「気合」ではなく、安心して楽しめるものにするために。体を痛めないための準備として、ピラティスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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