【スマホ首を予防する生活習慣と簡単エクササイズ】

スマホを長時間使うと、首まわりや肩まわりに重さを感じたり、頭が前に出るクセがついたりする人が増えています。いわゆる「スマホ首」と呼ばれる状態ですが、これはスマホそのものが悪いのではなく、使うときの姿勢が原因です。毎日の小さな習慣が積み重なることで、首や肩に負担が集中し、不調を生みやすくなります。

スマホを見るとき、多くの人は気づかないうちに 頭を前に突き出す姿勢 になっています。頭はボウリングの球ほど重く、この重さが首の付け根にかかります。頭が前に出る角度が10度変わるだけでも負担は大きく増えるため、スマホ操作の姿勢は体にとってかなりのストレスになります。

さらに、長時間同じ姿勢を続けることで、首の前側の筋肉は縮まり、後ろ側の筋肉は引っ張られた状態が続きます。その結果、肩や背中まで広い範囲に緊張が広がりやすくなります。これは「筋力不足」が原因ではなく、単に姿勢が固定されてしまうことが問題です。

では、スマホ首を予防するために今日から取り入れられる習慣を紹介します。 まず一つ目は スマホの位置を上げること。腕を軽く上げ、画面を目の高さに近づけるだけで、首が前に倒れにくくなります。わずかな意識ですが、負担を大きく減らす効果があります。どうしても長時間の作業が避けられない場合は、スマホスタンドを使うのもおすすめです。

二つ目は “ながら姿勢チェック”の習慣。スマホを見る瞬間だけ姿勢を整えるのではなく、電車で座ったとき、休憩中、仕事の合間など、「ふとした時に頭が前に出ていないか」確認する癖をつけましょう。たった3秒のチェックで、1日の終わりの首の軽さが変わります。

三つ目は 首・肩・胸まわりをゆるめるエクササイズ。 おすすめは次の2つです。 ① 胸まわりストレッチ 両手を後ろで軽く組み、胸を開くように深呼吸。20〜30秒行うだけで胸の筋肉がゆるみ、自然と姿勢が整いやすくなります。

② 首の後ろをリセットする動き 姿勢を正して、頭を後ろに軽く引くような「ダブルチン」動作。力を入れすぎず、5秒キープを5回。首の付け根がほぐれ、前に出た頭が戻りやすくなります。

また、スマホを使う時間を一気に減らすのは難しいため、“5分使ったら1回顔を上げる” という小さなルールを作るのも効果的です。この短い休憩が、首まわりのこり固まりを防ぎます。

スマホ首は特別なケアを必要とするわけではなく、姿勢と使い方に少し意識を向けるだけで大きく改善できます。日常の習慣を整えることで、首や肩の負担は確実に減っていきます。
 

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