姿勢の崩れによる身体の不調と整体の関係

まず始めに:「崩れた姿勢は良くない」と分かっていても…
「姿勢を良くしなさい」「背中が丸まっているよ」 子供の頃から、親や学校の先生にそう言われてきた経験がある方は多いと思います。誰もが『崩れた姿勢は身体に良くない』ということは頭では理解しています。
しかし、「具体的に、なぜ姿勢が悪いといけないのか?」と聞かれて、明確に答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか。見た目が悪いから?だらしないから?もちろんそれもありますが、健康面でのデメリットはもっと深刻です。
結論から申し上げますと、姿勢が崩れるということは、常に身体へ過剰なストレス(負担)をかけ続けている状態だからです。 本来、人間の背骨は緩やかなS字カーブを描き、重たい頭や体重を効率よく分散して支える構造になっています。しかし、姿勢が崩れるとこの分散機能が働かず、特定の筋肉や関節に負担が集中します。
その結果、筋肉は硬くなり、血流が悪化し、痛みや痺れ、慢性的な疲労感といった「身体からのSOS」が発生してしまうのです。一時的なマッサージで痛みをごまかすのではなく、根本的に『崩れた姿勢』を治さなければ、これらの不調は解決しないことが多いのが現実です。
姿勢の崩れが引き起こす「負の連鎖」とは
それでは次に、『どのようにして姿勢が崩れ、身体の不調が生じるのか?』というメカニズムについて、もう少し詳しく説明していきます。
姿勢の崩れは「生活習慣」の積み重ね
ある日突然、姿勢が悪くなるわけではありません。姿勢の崩れは、皆さんがこれまでの人生で積み重ねてきた身体の『癖(くせ)』の集大成です。
長時間のデスクワークでの猫背
スマートフォンの使いすぎによるストレートネック
片方の足に体重をかけて立つ癖
いつも同じ側でカバンを持つ
家事や育児での前かがみ姿勢
このような「使いすぎ」や、逆に運動不足による「使わなさすぎ」が原因となります。
全身の機能低下を招く
こうして「悪い姿勢」が定着すると、常に筋肉が緊張して引っ張られた状態になります。すると、血管が圧迫されて全身の血流が滞ります。酸素や栄養が筋肉に届かず、老廃物が溜まりやすくなることで、頑固な肩コリや腰痛、冷え、むくみといった症状を招いてしまうのです。さらに、背骨周りの自律神経が圧迫されることで、頭痛や不眠、イライラなどの原因になることもあります。
なぜ「揉むだけ」では治らないのか?
それでは、肩コリや腰痛といった身体の不調が生じた場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
多くの方が、まずは痛みがある場所を揉んだり、湿布を貼ったりすると思います。 しかし、例えば肩こりがひどい時に、**「肩だけ」を集中的にマッサージしても、数日経てばまた元通り…**という経験はありませんか?
これは、「痛みが出ている場所」と「痛みの原因」が違う場所にあることが多いためです。 痛みはあくまで「結果」に過ぎません。その痛みを引き起こしている「原因(=姿勢の崩れ)」を取り除かない限り、いくら表面の筋肉をほぐしても、すぐにまた筋肉は引っ張られ、硬くなってしまいます。 その場しのぎの対症療法ではなく、痛みの原因を取り除き、『姿勢の崩れ』という根本を修正することこそが、本当の意味での「治癒」には不可欠なのです。
当院のアプローチ:筋膜から姿勢を変える
そこで当院では、単に筋肉を揉みほぐすのではなく、筋肉を覆っている「筋膜」に対して施術を行っています。
筋膜とは?
筋膜とは、皮膚と筋肉の間にある膜のことです。全身をボディスーツのように覆っています。 この筋膜は、全身繋がっているため、良くも悪くも姿勢との関係性が非常に強い組織です。
全身スーツの引きつれを直すイメージ
例えば、着ている全身タイツやセーターの一部をギュッと引っ張ってみてください。引っ張った場所だけでなく、遠く離れた肩や腰の生地まで窮屈に突っ張るのが分かると思います。 これと同じことが体の中で起きています。 「足首」や「骨盤周り」の筋膜が癒着して硬くなっているせいで、結果として「肩」や「首」が引っ張られ、痛みが出ているケースが非常に多いのです。
当院では、専門的な知識を持ったスタッフが、この筋膜のコリ(癒着)を的確に見つけ出し、丁寧にリリース(解放)していきます。 「痛いところ」だけでなく「痛みの原因となっている歪み」を取り除くことで、長年染み付いた姿勢の崩れをリセットし、痛みの出ない身体づくり=根本改善を目指しています。
「長年姿勢が悪いからもう治らない」と諦める前に、ぜひ一度、当院の筋膜整体をご体感ください。










